「安価で楽しむ」をコンセプトに。当社オススメの楽しめるホットハッチ!
ドイツ車は質実剛健で走りに特化、フランス車やイギリス車は柔らかい目、イタリア車は壊れる・・・一昔前まではそんなことが言われていました。しかし2000年以降のクルマは、総じてクオリティが上がり走りの質が高くなりました。
フランス車はドイツ車のような走りを手に入れ、ドイツ車はフランス車やイギリス車のソフトな部分を手に入れ、イタリア車は品質が大幅に向上しました。英国車の雄であるMINIは英国で生産されているもののドイツ車そのもののようなクオリティを手に入れました。
そんな中で新車では高価でしたが、中古なら格安で楽しめるクルマが増えています。ドイツ車には乗ったが、フランス車やイタリア車は未体験・・・という方はぜひ新しい世界に触れてみてください。特にMT車がオススメです。
BMW MINI Cooper S (第一世代 R53 R52)
BMWのMINIがとても売れています。その中でも一番のオススメがR53 第一世代のクーパーSになります。 現行型MINIは第三世代になりますが、一番うまく伝説のクラシックMINIを現代風にアレンジしているのがこの第一世代(初代)になります。また世代を重ねる毎に大型化していますので、このサイズ感じゃないとダメという方もいらっしゃいます。
その中でもクーパーSは英国の伝統でもあるスーパーチャージャー(第二世代ではターボチャージャーに変更)で力強い走りを満喫していただけます。そしてはMTで乗っていただくことがオススメです。R53のトランスミッションはレーシングカーやポルシェ用のミッション製造で名高いゲトラグ社製の6速MTとなっています。
ATはこの世代のMINIがCVT採用の中で、クーパーSのみ通常のトルコン4速ATであり、安心してお乗りいただけけます。外観上は、ボンネットに口を開けたエアーインテークが特徴です。コンバーチブル、後期にはパークレーンというドレスアップバージョンもあります。
さらにJCW(ジョン・クーパー・ワークス)のパーツを装着したハイパフォーマンスバージョンの少数存在します。
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BMW MINI Cooper / ONE MT車 (第一世代 R50 / 第二世代 R56)
クーパーやONEも特にMT車をオススメいたします。
「昔はMT車に乗っていた」「いまバイクに乗っているけど体力的にきついので維持費のかからない小型のMT車が欲しい」という方もいらっしゃいます。クルマ好きで運転がお好きの方であれば、長年のブランクがあっても、いざMT車に乗ると自然と身体が反応し渋滞や坂道も想像以上に苦にならないようです。
日頃運動不足の方にも、安価なセカンドカーでMT車ライフをお勧めします。その候補車の筆頭としてクーパーSよりもお安い予算で入手できるクーパー / ONEも想像以上に楽しめます。クーパー/ONEにもコンバーチブルや後期にはパークレーンというドレスアップバージョンがあります。クーパーとONEの違いは主に排気量の差(1400cc / 1600cc)になります。
第二世代はハッチバック/コンバーチブルの他、クラブマンと呼ばれるステーションワゴン、2シーターのクーペ/ロードスター、SUV風のルックスをまとったカントリーマンとそのスポーティバージョンのペースマンと、ボディバリエーションが増えました。
PEUGEOT 207 (3/5ドアハッチバック / CC / GT / GTi / ステーションワゴン)
プジョーからは207ファミリーをオススメします。
スポーティと実用性の両立は同じプラットホームの1007同様ですが、こちらはボディバリエーションが増えます(5ドアハッチバック、3ドアハッチバック、クーペカブリオレ、ステーションワゴン)。オススメはオーソドックスなハッチバック、電動開閉ハードトップを備えるクーペカブリオレのCCになります。ハッチバックでは特にスポーティーなGT/GTiとスタイル、シエロをオススメします。
GT名の付くグレード(GT/GTi/CC GT)は5速MT(6速MT)車となっており、日本車と違う欧州の根強いMT車人気を証明しています。こちらも1007と同じくBMW設計のエンジンですが、吸気を2系統としたツインスクロール式の最新型ダウンサイジングターボ、およびNAになります。GTは3ドアハッチバックで全車ガラスルーフを装備、GTiはノーマルルーフでフルバケットシートやスポーツエキゾーストを装備、CC GTはクーペカブリオレになります。
またベーシックグレードのスタイルは、1007と同じ1.4/1.6LのBMW製エンジンでセミATのRMTが採用されており、こちらもスポーティーなテイストです。
シエロは通常AT車の5ドアハッチバックですが、ガラスルーフが採用されており、開放的な魅力を気軽に楽しめます。
PEUGEOT 206 (3/5ドアハッチバック / CC / CC S16 / RC / ステーションワゴン)
207の前身モデル。世界と日本で一番売れた、言わずと知れたプジョーの名車として根強い人気があります。206シリーズは207では失われてしまったコンパクト感や、低いバルクヘッドのもたらず低いダッシュボードで開放感のあるキャビンが唯一無二であり、それ以降〜現行車にない大きな魅力となっています。 またモータースポーツでも大活躍しました。
オススメはCC、CC S16とハイパフォーメンスモデルのRC。CC S16は、CCに2.0LのDOHC16Vエンジンを搭載したMT車です。
RCは言わずもがなWRC(世界ラリー選手権)を意識したネーミングのホットバージョンであり、等長エキマニ等でメカチューンを施しアルカンタラ仕上げのフルバケットシートなどを装備した3ドア左ハンドルMT車です。
S16もRCも、E30型BMW M3のM12エンジンを彷彿とさせるフラットトルクの軽く回る2.0リッターエンジンをクロスレシオのMTで駆る喜びは、何物にも代えがたいものがあります。
日本仕様には、S16やRC以外にも3/5ドアハッチバックはじめ、ステーションワゴンにもMTの設定がありました。 206はラテン系の楽しさを、ぜひMTで味わってみてください。 またWRCで連勝したこともありスポーツイメージが高く、売れに売れた車種ですので、アフターマーケットのドレスアップやチューニングパーツが豊富なのも魅力です。
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PEUGEOT 1007
テン・オー・セブン(イチマルマルナナ)は両面電動スライドドアを装備する変わり種ですが、実は想像以上にスポーティーです。
ピニンファリーナが関与したプジョーらしいハイセンスな外観はもとより、プジョーがRMT(ロボタイズド・マニュアル・トランスミッション)と呼ぶF1マシンのようなパドルシフトのセミATが採用されており、MT車の感覚で運転すれば、瞬時にギアが切り替わります。もちろん通常のAT車のような走り方も可能です。
またキャビンにはマジックがあり、室内に入ると「これ本当に小型車?」というほど前方に開放感があります。適度に締まった足回りの乗り心地は、とても小型車を運転しているとは思えない錯覚に陥ります。メーターパネルもスポーツカーばりのもので心躍ります。
本車種で最大の特徴である電動スライドドアは、都市部の路地や狭い駐車場での乗り降り、雨の日の乗り降りに至極便利。一度体験すれば病みつきになります。実用性とスポーティのバランスが素晴らしいクルマです。1400ccと1600ccがありBMW設計のエンジンです。
Alfa Romeo 147 (2004年〜後期型)
昨今のアルファロメオは、ドイツ車同様、メンテナンスをすればあまり壊れません。クオリティは既にドイツ車に追いついたともいえますが、それを上回るイタリアンの定番的魅力は健在です。特に147は後期型のフェイスリフトをジュージアーロが担当し、非常にかっこよいルックスをまといました。
排ガス規制の影響でJTSという直噴エンジンになりましたが、2000ccのツインスパークと3000ccのV6どちらも官能的な音を奏でます。アルファロメオは是非、マフラー交換も検討してみてください。
5速MTとセミATのセレスピード。どちらもスポーティーに楽しめると思います。
BMW 1シリーズ(第一世代)
こちらも新車は高価でしたが、中古車なら安価でBMWの味を堪能できます。
1シリーズも第二世代(現行)になり、立派過ぎるというか、小さな3シリーズになってしまいました。やはりこの初代の小型車としての潔さは捨てがたいものがあります。
品質はBMWですので定評があるところですが、壊れた場合の部品代等は上級の3シリーズと変わらない傾向にあります。
Volkswagen Poro GTI (第五世代 6R型 ※現行)
かつてホットハッチの代名詞であったゴルフは、少々大きく立派にそして高額になりました。ゴルフ・ファミリー、ポロ・ファミリーの中で、イチオシのホットハッチはポロのGTIになります。
GTIはVR6(V6エンジン)登場以前のゴルフのホットハッチに冠されていたネーミングですが、現行のゴルフよりもこの車種の方が、初代ゴルフの骨太の思想を忠実に継承しているように思います。
もちろんGTI以外の第五世代ポロ、ゴルフでは第四世代(1J型)第五世代(1K型)もオススメします。
Audi A3 (第二世代)
女性を中心に根強い人気のアウディ。買ったらモテたという話も聞きます?!
外観上は、某国産上級車にも模倣された特徴的なグリルをしっかり装備しているため、前から見ると小型車とはわからない迫力です。
ボディ形状は5ドアのスポーツバックが中心で、2003年から2012年まで製造された中で、2006年までは3ドアハッチバックも選べます。
エンジン構成は、1.6L アトラクション、2.0L FSI(直噴DOHCエンジン)と2.0L ターボFSI、3.2LのV6DOHCエンジンを搭載するクアトロ(四駆)。トランスミッションは、3.2Lが6速Sトロニックと呼ばれるセミオートマ(2ペダルMT)とMT、1.6と2.0Lが6速ティプトロニックとなります。オプションでSラインパッケージが設定されています。
後期型からは、1.4L ターボFSI、1.8LターボFSI、2.0L ターボFSI クアトロとなり(3.2L V6は未導入)、トランスミッションは、2.0Lが7速Sトロニック、1.6と2.0Lが6速ティプトロニックとなり、こちらもオプションでSラインパッケージが設定されています。
オススメは特に3.2L V6 クアトロ、1.6Lアトラクションですが、どちらも車両数は少なくなっています。1.6Lは省燃費技術のFSIが搭載されていない分高回転域を好む印象があります。
走り、実用性、クオリティ。小型車でも所有の満足度はもまごうかたなきアウディです。
Volvo C30
欧州ではシューティングブレークと呼ばれるジャンルに分類される異色のボルボ。ボルボの十八番であるステーションワゴンとホットハッチの融合された魅力的な車種で、セグメントはひとつ上になります。残念ながら日本にはMT車は導入されませんでした。正面から見た「顔」は見慣れたボルボそのものであるのに、テールゲートは独創的な造形。日本では絶対に生まれてこない機能性に裏付けされたデザインです。
リラックスできる座り心地の北欧製レザーソファーを自動車に積み込んだような、シンプルで落ち着く飽きのこないインテリアには、エントリーモデルであっても踏襲されています。小型車でも、優雅な運転をお楽しみください。
FIAT 500 / ABARTH 500 (※現行) Citroen DS3 (※現行) Audi A1(※現行)
現行車種でのオススメになります。中古車であれば、新車では高価な現行車種もリーズナブルにお乗り頂けます。